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フィンランドの国会が11月28日金曜日、同性婚法を可決。2015年から同性結婚ができるようになりました。

フィンランドでは5万人分の署名を集めれば、国民が法案を国会に提出することができます。今回はその手法が使われました。

ストゥブ首相は中道右派に属しますが「フィンランドは差別のない、人権が守られ、2人の大人が性的指向に関わらず結婚できる社会になるべきだ」と法案への賛成を積極的に呼びかけました。首相が国会の立法に関して発言するのはフィンランドでは異例とのことです。法案の可決を受け「議会が婚姻の平等を認めたことをうれしく思う」とコメントしました。

フィンランドは2002年に同性パートナーシップを認めたものの、北欧5カ国の中では同性婚の法制化が遅れました。都市部に比べて保守的な地方やキリスト教徒の多い地域で同性婚への抵抗があったとされています。言語的に他の北欧4カ国とは日常のコミュニケーションで少し距離がある国民性も影響したかも知れません。メディアによれば、子どもは父親と母親を持つべきとの価値観を持つ人達の反対が強かったそうです。

他国への影響については、これまではフィンランドが同性婚を認めていなかったために、北欧5カ国がまとまって対外的に同性婚をPRすることができなかった面がありますが、こうした制約が解消されることにもなります。

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