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2016年、EMA日本の3年目の活動も、無事に終わろうとしています。

今年は、2月のEMA日本2周年パーティーに、超党派LGBT議連の西村ちなみ幹事長がメッセージを寄せて下さったほか、世界初の事実上の同性婚を実現したデンマークの駐日大使も駆けつけて下さいました。国会では野党がLGBT差別解消法を提出し、自民党もLGBTに関する施策を発表しました。7月の参議院選挙ではEMA日本として同性婚を支持する与野党の候補者を公表、その多数が当選しました。また、自民党の稲田朋美政調会長を含め、与野党問わず多くの国会議員が同性婚の法制化についてEMA日本の要望を聞いて下さいました。

11月には、上記フレッシュフィールズ・ブルックハウス・デリンガー、リンクレーターズ、モリソン・フォースターなどの弁護士事務所、ゴールドマンサックスなどの弁護士の方々が中心となって結成したLGBT支援のためのネットワークLLANが、アンダーソン・毛利・友常法律事務所、森濱田松本法律事務所、長島大野常松法律事務所、西村あさひ法律事務所等の大手法律事務所もメンバーに加え、Equality Galaを開催。米国法曹協会(ABA)会長、オーストラリア元連邦最高裁判事から日本の同性婚法制化に向けたエールのスピーチをいただくと同時に、超党派のLGBT議員連盟および自民党のLGBT特命委員会からそれぞれ牧島かれん衆議院議員、宮川典子衆議院議員がご参加下さいました。

このほか、Avanade社など企業にお招きいただいて同性婚法制化の必要性について講演をさせていただいたり、同性婚人権救済弁護団などと共催でシンポジウムを開催するなどの活動も実施しました。これらの活動によって、日本における同性婚の法制化に向けた機運も少しは前進したのではないかと自負しています。

しかし、今年のEMA日本の活動のハイライトは何より、アメリカにおける同性婚の実現に中心的役割を担ったFreedom to Marryの代表、エヴァン・ウォルフソン氏を2月に日本に招聘したことだったと思います。

エヴァンは米国大使館・米国総領事館のご支援をいただき、東京アメリカンセンターおよび札幌、大阪、那覇において講演会を行いました。各地の人権救済弁護団の方々にもお世話になりました。また、世界で初めて同性婚を法制化したオランダの駐日大使館にも会場を提供いただき昼食講演会を開催しました。ご参加いただいた方々に感謝申し上げますと共に、スポンサーをいただいたデルタ航空フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所モリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所外国法共同事業法事務所リンクレーターズの各社にも改めてお礼申し上げます。

エヴァンは、同性婚がなぜ必要か、多くの人たちに訴えてくれただけでなく、そのためにEMA日本がどんな活動をしなければならないか、多くの示唆を与えてくれました。これを教訓に、EMA日本は、世論の喚起、裁判、自治体の同性パートナーシップ、ロビーイングなどの戦略をより具体的に策定し、実施します。

EMA日本は7人の役員が中心となって、本業の仕事をしながら、時間を割いてボランティアベースで活動していますが、上記の活動には多くの会員やボランティアの方々にもご支援をたまわりました。2017年は上記戦略を実行するべく、事務局体制や広報、ファンドレイジングなどを強化します。HPもリニューアルする予定です。正会員・賛助会員の皆さま方には、来年も引き続き会員としてEMA日本を支えて下さいますようお願い申し上げます。また、少額でも結構ですので、私共の活動を資金面で支えて下さいますよう、お願い申し上げます。(お手続きはこちらからお願いします:http://emajapan.org/donate クレジットカードも使用可能!)

一日も早く同性婚を実現し、法律による性的指向に関する差別をなくし、誰もが自分らしく生きられる社会を作るために、EMA日本は2017年も頑張ります!