５月１７日に際して

今日は5月17日です。いろんな意味があります。

1. 国際反ホモフォビアの日（IDAHO/IDAHOT）

1990年5月17日に世界保健機関（WHO）は、同性愛を国際疾病分類から除外しました。このことを記念し、2005年から5月17日は国際反ホモフォビアの日（IDAHO）と呼ばれるようになりました。

昨日はオバマ大統領も声明を出しました。差別のない社会を作ると改めて誓っています。

2. マサチューセッツ州で同性婚合法化から10年

2004年5月17日、マサチューセッツ州は同性婚を認めたアメリカ初の州となりました。10周年となる今日は、米国の多くのメディアがこのことを報じています。

この10年間で多くの州が同性婚を認め、ゲイでも軍に入隊でき、大統領が同性婚を支持し、多くの有名人がカミングアウトしました。それにより、特に若い世代にとってはLGBTの存在は珍しくなくなり、30代以下の世代では同性婚への支持率が75％に達しているとABCは伝えています。

3. ポルトガルが同性婚を認めてから4年

2010年5月17日、ポルトガルが同性結婚を合法化しました。ポルトガルでは1982年まで同性愛が違法でしたが、ソクラテス首相（写真、当時）は「我々の世代はそのことを恥じる世代だ。同性婚は完全に自然なことと認識され、今後も多くの国が同性婚を認めるだろう」と同性結婚法の成立に際してコメントしました。

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